伝統の街、日比谷が、今、熱い視線を浴びています。
秋には日生劇場で東京二期会オペラ劇場『後宮からの逃走』も上演予定。
進化し続ける劇場の街、日比谷で、ちょっとした話題をさらっています。
オペラと日比谷の街の素敵なカップリング。
二倍大人の楽しみを満喫する情報をお届けします。
ビジネス街やホテル街として知られる日比谷の街も別の角度から見ると、実は映画や演劇の街として発展してきたことをご存知でしょうか。確かに、日比谷には今も、昔の面影を残す由緒ある劇場が存在しています。
そんな伝統の一角に今、新しい風が吹いています。今年３月には、待望の東京ミッドタウン日比谷がオープン。エンターテインメントの街の新たなランドマークにふさわしい、劇場空間的な建築コンセプトも大きな話題となっています。お向かいの〝老舗〟シャンテもリニューアルを終え、この界隈には特に熱い視線が向けられています。
帝国ホテルに隣接するあの伝統の日生劇場で、今秋、東京二期会オペラ劇場『後宮からの逃走』が上演されるというのも一つの話題です。オペラは初めてという方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。モーツァルトの作品は、わかりやすく、そして面白く、入門編としてもぴったりです。
進化し続ける劇場の街で、オペラに浸るひと時。ストレートプレイや映画ももちろんいいけれど、最近カッコいい歌手も続々登場しているオペラ界のイケメンや美女たちの美声を楽しむのも乙なモノ。日比谷の街をさらに〝粋〟に楽しめること間違いなしです。
ビフォー・アフターの楽しみも、もちろん大切です。休憩中に頂くスイーツやサンドイッチ探しに素敵なお店に立ち寄ってみたり、観劇後は、街に繰り出して、友人や大切な人とお茶や食事を思う存分楽しめば、オペラを何倍も楽しめること間違いなし。オペラ歌手になった気分でヒーロー、ヒロインの気分を味わってください。日比谷は、そんなドラマチックな楽しみ方が出来る街なのです。
(1)日比谷駅からシャンテや東京ミッドタウン日比谷まで地下でつながっている日比谷アーケード。(2)ショッピングエリアに位置する3層吹き抜けの「アトリウム」。(3)今年開場55周年を迎える日生劇場の独特で幻想的な劇場空間。
ブーランジェリー ボヌール
20種類もある大人気のコッペパン。
幸せのカレーパンがおすすめです。
厳選小麦とこだわりの素材を使った焼き立てパンが大人気のパン屋さん。バターを何層にも練り込み、外はサクサク、中はもっちりと仕上げたクロワッサン。そして、一言伝えればオーダーを受けてから作ってくれる人気のコッペパンなど（なんと20種類もあります）。お店の一番のおすすめは、“幸せのカレーパン”と“ショコラブレッド”だそう。オペラの幕間のお供に、ぜひテイクアウトしてみてはいかが。
東京ミッドタウン日比谷 B1F TEL.03-6257-1006
平日8:00～21:00 日曜営業 不定休(東京ミッドタウン日比谷に準ずる)
http://boulangerie-bonheur.jp/shop/
Buvette
映画のアメリに出てきそうなレトロなカフェ。
ニューヨークで絶大な人気を誇る“街の小さな食堂”が日比谷の注目施設に日本初上陸。女性オーナーシェフのジョディ・ウィリアムズが創造した魅力的な世界観と、どこか懐かしくハートが温かくなるようなメニューをアンティークに囲まれたノスタルジックな居心地の良い空間で楽しめます。爽やかな風を感じるオープンな空間のテラス席は、オペラに行く前の待ち合わせにもおすすめです。
東京ミッドタウン日比谷 1F TEL.03-6273-3193 ※予約不可
平日8:00～23:30 土日祝9:00～23:30
https://ilovebuvette.com/
Restaurant TOYO Tokyo
カウンターフレンチのおしゃれな空間でお食事を楽しめます。
パリで注目されている、中山豊光シェフの「Restaurant TOYO」がついに日本初上陸。オープンキッチンでフレンチでは珍しいカウンターも備えています。新鮮かつ旬な食材にこだわりをもつ、懐石料理の美意識が映し出された世界観、西洋と東洋の融合を感じさせる「TOYO」の唯一無二の究極のフレンチをオペラの余韻とともに堪能してみてはいかがでしょう。
東京ミッドタウン日比谷 3F TEL.03-6273-3340
ランチ11:30～14:30 ディナー17:30～23:00 無休
http://toyojapan.jp
日比谷シャンテ
日比谷シャンテ正面口。
2018年3月、昨年30周年を迎えた≪日比谷シャンテ≫が装いも新たにリニューアルオープン。施設全体約70店舗中45店舗がリニューアルの対象となり、新しいショップも24店舗と多数オープンしました。B1～3Fのフロアには、カフェ・雑貨・本・ファッションのショップが並び、B2Fにはエンタテインメントの余韻を楽しむためにぴったりな、上質な食事ができるレストランも多数あります。観劇という“ハレの日”に、ぜひショッピングやお食事を楽しんでみませんか。
B1F～3F 11:00～20:00 ※一部店舗を除く
B2Fレストラン 11:00～23:00 日・月のみ11:00～22:00
TEL.03-3591-9001
http://www.hibiya-chanter.com/
