≪二期会創立50周年記念公演≫ ケルン市立歌劇場共同制作 平成15年度文化庁国際芸術交流事業 東京二期会オペラ劇場 |
主催:財団法人二期会オペラ振興会、朝日新聞社 後援:ドイツ連邦共和国大使館、 日本リヒャルト・シュトラウス協会、外務省 協賛:ルフトハンザドイツ航空 助成:財団法人三菱信託芸術文化財団、財団法人花王芸術・科学財団、 財団法人アサヒビール芸術文化財団、 財団法人ロームミュージックファンデーション |
年老いた陸軍元帥ヴェルデンベルク侯爵のまだ女盛りの夫人・マリー・テレーズは、夫の留守中、年若い愛人ロフラーノ伯爵オクタヴィアンとの甘い愛の夜を過ごした。朝も早くから無作法な田舎貴族のオックス男爵が元帥夫人のもとにやってくる。金欠に悩むオックスだが古い家柄を売り物に、富裕な新興成金のファーニナルの娘ゾフィーとの婚約がととのったので、作法に従い花婿の代理人として花嫁に「銀のばら」を届ける「ばらの騎士」を紹介してもらおうというのだ。好色なオックスはオクタヴィアンが変装したマリアンデルにも色目を使う始末。元帥夫人はオクタヴィアンを「ばらの騎士」として推薦する。 ファーニナルの邸宅に「ばらの騎士」オクタヴィアンが到着する。貴族に憧れを抱いているゾフィーは、オクタヴィアンとの最初の出会いから彼に強く惹かれる。ファーニナルとともにオックスが現れるが、ゾフィーは婚約者オックスの無礼な振舞に嫌悪感をつのらせる。ゾフィーに好意を抱きはじめたオクタヴィアンは、オックスに対して剣を抜く。この婚約の破談を恐れ逆上するファーニナル。 ヴァルツァッキとアンニーナを味方につけたオクタヴィアンは、オックスをとっちめるため、さらなる仕掛けを用意する。 罠とも知らずマリアンデルからの誘いに気をよくしたオックスが、デートの場所に選んだのは低俗な飲食店。オックスの身の上にどんな事態が降りかかるのか?ゾフィーとオクタヴィアン、若い二人の行く末は?すべてを見通している元帥夫人は何を想い、何をしようというのか? |
オペラ全3幕
字幕付き原語(ドイツ語)上演 台本:フーゴー・フォン・ホフマンスタール 作曲:リヒャルト・シュトラウス
|
指揮 | :エマニュエル・ヴィヨーム | |
演出 | :ギュンター・クレーマー | |
舞台美術 | :ユルゲン・ベックマン | |
衣裳 | :ファルク・バウアー | |
照明デザイナー | :マンフレート・フォス | |
演出助手 | :マルティン・ケンプ | |
舞台監督 | :大仁田雅彦 | |
公演監督 | :多田羅迪夫 | |
公演監督補佐 | :池田直樹、大島幾雄 |
エマニュエル・ヴィヨーム |
ギュンター・ クレーマー |
配役 |
7月20・26日 |
7月21・27日 |
||
元帥夫人(マルシャリン) | 佐々木典子 | 大倉由紀枝 | ||
オックス男爵 | 佐藤泰弘 | 鹿野由之 | ||
オクタヴィアン(ロフラーノ伯爵) | 林 美智子 | 井坂 惠 | ||
ゾフィー(ファーニナルの娘) | 幸田浩子 | 澤畑恵美 | ||
ファーニナル | 加賀清孝 | 小川裕二 | ||
マリアンネ | 渡辺美佐子 | 菊地貴子 | ||
ヴァルツァッキ | 吉田伸昭 | 谷川佳幸 | ||
アンニーナ | 与田朝子 | 西川裕子 | ||
警部 | 長谷川 顯 | 池田直樹 | ||
テノール歌手 | 上原正敏 | 井ノ上了吏 | ||
帽子屋 | 小林菜美 | 松原有奈 | ||
動物商、料理屋の主人 | 牧川修一 | 大野光彦 | ||
公証人 | 志村文彦 | 筒井修平 | ||
元帥夫人の執事 | 近藤政伸(全日) | |||
ファーニナル家の執事 | 松永国和(全日) | |||
元帥夫人の従僕、食堂のボーイ | 田代和久(全日) | |||
レオポルト | 笹倉直也(全日) | |||
3人のみなしご | 高橋節子 筑場亮子 田村由貴絵 |
新居佐和子 穴澤ゆう子 池田香織 |