平成14年度文化庁芸術団体重点支援事業 二期会ニューウェーブオペラ劇場 |
主催:財団法人二期会オペラ振興会 共催:財団法人北区文化振興財団・北区 協力:バッハ・コレギウム・ジャパン |
世の劇的なものとは、畢竟、心の中の葛藤が現われ出たものに他ならない。 モンテヴェルディは、そのような意味で、真に劇的な作曲家と言ってよいだろう。 彼の書く語りは、その旋律が驚くばかりの変化を持つと同時に、選び抜かれた調整の変化が心理のうつろいを見事に炙り出す。 美しいモティーフがうっとりとさせたかと思うと、次の瞬間には、暗黒の奈落へ。 嫉妬、そねみ、姦計、へつらい、おもねり、 あらゆる人間の罪のなせる業が、この劇の登場人物なのだ。 モンテヴェルディの腕は、それらを音楽の麗しい響きで飛翔させ、あたかもすべてが美であるかの如くに、七変化させて見せる。 モンテヴェルディの音楽は、まさしく魔性の世界に他ならない。 ―バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督 鈴木雅明 |
オペラ・プロローグと3幕
字幕付き原語(イタリア語)上演 台本:G.F.ブゼネッロ 作曲:クラウディオ・モンテヴェルディ 《アラン・カーティス版による日本初演》
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指揮 | :鈴木雅明 |
演出 | :西澤敬一 |
装置 | :小林優仁 |
衣裳 | :倉岡智一 |
照明 | :成瀬一裕 |
舞台監督 | :大澤 裕 |
公演監督 | :伊藤 叔、西 義一 |
鈴木雅明 |
西澤敬一 |
配役 |
10月5日 |
10月6日 |
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幸運の女神 | 秋庭玲子 | 田中麻理 | ||
美徳の女神 | 虎谷亜希子(両日) | |||
愛の神 | 嶋村友美(両日) | |||
オットーネ(ローマの将軍) | 佐々木昌子 | 森川朋子 | ||
第1の兵士 | 高橋 淳(両日) | |||
第2の兵士 | 大川信之(両日) | |||
ポッペア(オットーネの妻) | 菊地美奈 | 文屋小百合 | ||
ネローネ(ローマ皇帝) | 望月哲也 | 小林大作 | ||
アルナルタ(ポッペアの乳母) | 北澤 幸(両日) | |||
オッターヴィア(ローマ皇后) | 田村由貴絵 | 神谷美穂 | ||
乳母(オッターヴィアの乳母) | 星野恵里(両日) | |||
セネカ(哲学者、ネローネの師) | 斉木健詞(両日) | |||
小姓 | 菊池慈生 | 志摩大喜 | ||
パッラーデ | 河内紀恵(両日) | |||
ドゥルジッラ (オッターヴィアの侍女) |
田中麻理 | 秋庭玲子 | ||
衛兵隊長 | 石川直人(両日) | |||
侍女 | 安井陽子 | 原 亜紀子 | ||
ルカーノ(ネローネの友人) | 高橋 淳 | 大川信之 | ||
検察官 | 村林徹也(両日) | |||
ヴェーネレ | 柳沢里穂子(両日) | |||
愛の神たち | 矢沢雪絵(両日) | |||
大谷京子(両日) | ||||
セネカの友人たち | 志摩大喜 | 菊池慈生 | ||
大川信之 | 高橋 淳 | |||
村林徹也(両日) | ||||
執政官たち | 石川直人(両日) | |||
村林徹也(両日) | ||||
護民官たち | 高橋 淳(両日) | |||
大川信之(両日) |