2012年2月、東京二期会『ナブッコ』で日本に初めて登場し、絶賛の嵐を巻き起こしたアンドレア・バッティストーニ。1987年生まれ、当時25歳という若さも話題となったが、何よりその鮮烈で躍動感あふれる音楽に、オペラ初心者、通を問わず魅了されたことは記憶に新しい。「リハーサルで序曲を聴いたとき、あまりに凄くて、思わず身を乗り出しました」(関係者)というエピソードもうなずける。それほど、強烈なお目見えだった。 Andrea Battistoni (アンドレア・バッティストーニ) 1987年ヴェローナ生まれ。7歳よりチェロを学び、後に作曲・指揮を学んだ。若くして、バーゼル歌劇場、トリエステ・ヴェルディ歌劇場、ナポリ・サンカルロ歌劇場、ヴェローナ・フィラルモニコ劇場、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場等で指揮。サンクト・ペテルブルク交響楽団、フィレンツェ五月祭管弦楽団等とも共演、2011年パルマ歌劇場首席客演指揮者に就任。2012年ミラノ・スカラ座にて『フィガロの結婚』でデビュー、2013年ベルリン・ドイツ・オペラ『ナブッコ』も大成功を収めた。現在はジェノヴァのカルロ・フェリーチェ歌劇場首席客演指揮者。同管弦楽団との共演によるCD「イタリアオペラ名曲集」(仮題)は、日本でも間もなく発売予定。現在、イタリアをはじめ、欧州で最も人気のある指揮者の一人。 |
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